【剣盾ダブルS10最終62位】こごかぜゲンガービートダウン
S10お疲れ様でした。煮詰め切れていないところもありますが目標にしている最終2桁を達成できたので簡単な記事を書きました。
シーズン結果
TNむらさき レート1935
57勝27敗
構築経緯
S10は先制追い風ができるエルフーンに加え、ドラパルトやエースバーンなどの高速ダイジェット使い、フシギバナやドリュウズのような高速天候エースの使用が禁止された環境なので凍える風による素早さ操作が強力と感じたところから構築を組み始めた。まずは使い慣れたアローラキュウコンを軸にすることにした。こごかぜキュウコンには中速の水タイプが相性が良いことは経験上分かっていたので続いてCSアシレーヌを採用、次にこごかぜの恩恵を受けることができてアシレーヌの苦手なポケモンに強そうなストリンダーを採用。残りはアシレーヌが速い個体であることを悟らせないようにサマヨールを、トリル対策ができていい感じの並びになるナットレイを、最後にウーラオスを突っ込んだ。シーズン中盤でキュウコンが猫騙しで動きづらいこと、素早さが微妙に足りないことからゲンガーに変更して構築が完成した。
個体解説
ゲンガー
特性:のろわれボディ
持ち物:気合の襷
性格:臆病
135-*-81(4)-182(252)-95-182(252)
備考:キョダイ個体
構築の軸になるポケモン。
基本的にはこごかぜ+範囲技で相手を削って後発につないでいくが暇な時は高火力の一致技をばらまいていく。
挑発は申し訳程度のモロバレル耐性。
何度かダイマックスしたが絶対にダイホロウの方が強いと思う。
ほとんどの対戦で選出した。
特性:うるおいボイス
持ち物:神秘の雫
性格:臆病
技構成:ハイパーボイス/マジカルシャイン/ハイドロカノン/まもる
155-*-95(4)-178(252)-136-123(252)
構築の軸であり地雷枠。
もともとは準速だったがS−1テラキオンが抜けないことが気になって最速に変更した。
ムーンフォースの単体打点ではなく削りを優先してマジカルシャインを採用。
ハイドロカノンはダイマックスした時用だが素でも普通に使った。
素早さを伸ばしてるからダイアタックでS関係逆転できるじゃん!と思っていたがそんな機会はなかった。
耐久に振っていないので物理相手には丁寧に扱う必要があった。
特性:鉄のとげ
持ち物:オッカのみ
性格:勇敢
技構成:ジャイロボール/パワーウィップ/ボディプレス/まもる
175(204)-160(252)-151-*143(52)-22
備考:最遅
アシレナットサマヨの見た目とトリル対策を担当する。
ポケモンHomeにいた過去作のナットレイを使ったので数値に無駄がある。ウーラオスのインファイトの乱数が変わるので普通にHぶっぱでいい。
ボディプレスの枠は叩き落すか地ならしの方が絶対にいい。
持ち物はよく分からない。行動保証があってエライ気はした。
いろいろ甘えたところがある個体だがナットレイというポケモンが強いので普通に活躍した。
対トリルではダイマックスすることが多い。
特性:おみとおし
持ち物:しんかのきせき
性格:のんき
技構成:ナイトヘッド/サイドチェンジ/いたみわけ/トリックルーム
147(252)-*-179(100)-*-170(156)-27
備考:最遅
アシレナットサマヨのサマヨ枠。数値もドラパルトの珠ダイホロウ耐えの流用と適当。
おみとおしと耐久が強い。
サイドチェンジは味方の攻撃を受けるというよりは挑発を躱すために採用。使ってる側も択ゲーが始まるので出来れば使いたくない。
いたみわけはあまり構築に合っていなかったと思う。かげうち、挑発、手助けあたりが候補。
煮詰まっていないがサマヨールなので強かった。
ストリンダー
特性:パンクロック
持ち物:磁石
性格:控えめ
技構成:オーバードライブ/ヘドロばくだん/バークアウト/まもる
151(4)-*-90-182(252)-90-127(252)
備考:キョダイ個体
アシレーヌが苦手な草タイプに強く、強力な範囲技を打てることから採用。環境にはロクな電気タイプがいないのでアシレーヌの敵は草タイプだけだと考えていた。アシレーヌが苦手なナットレイやパッチラゴンに勝てないので採用理由が破綻している。
出せた時は強いが耐久と素早さどちらも信用できずにあまり選出できなかった。
この枠を珠パッチラゴン(ウーラオスは黒い眼鏡)に変えた構築でサブロムは対戦していたが、5000位前後から抜け出せなかったのでメインロムは結局ストリンダーのまま対戦した。
煮詰め切れていない枠。
ウーラオス(いちげきのすがた)
特性:ふかしのこぶし
持ち物:命の珠
性格:陽気
技構成:インファイト/あんこくきょうだ/ふいうち/つばめがえし
176(4)-182(252)-120-*-80-163(252)
備考:通常個体
かなり殺意の高いウーラオス。構築単位で重いナットレイを珠インファイトで粉砕する。
構築にダイジェットがないのは打開能力が低くなるのと思っているのでつばめがえしを採用している。守りたい場面も多かったので入れ替えるならふいうちだと思う。
ウーラオスの行動の後に特殊範囲技を使う機会が多いのでキョダイ個体ではない。
耐久を補強するため、ダイアークで特殊技を通すため、ダイジェットで切り返すため、ダイジェットで上から押し込むため、猫騙しを無視して行動するため・・・など様々な理由でダイマックスさせられた。ダイマックス率トップ。
世間ではダイマックスしないポケモンと思われているがダイマックスしても強かった。
命の珠を持っているので相手の想像以上の火力で崩すことができる。
これからはゴリランダー環境だと思ってH実数値を16nにしたらゴリランダーが世界から消えていた。今のルールではBかDに振った方がお得だと思う。
選出
基本選出
@2
アシレーヌの通りがいい時に
後続にはだいたいウーラオスがいる
対トリルには後発にナットレイを選出する
@2
ストリンダーの通りがいい時に
@2
ゲンガーが動き辛い時に
対ファイアロー軸でも選出する
立ち回り
範囲技で削って後発ダイマックスするorこごかぜ+ダイマックスで一気に圧力をかけていく。ほとんどのポケモンがダイマックスしてもしなくても強いのでどのポケモンをどのタイミングでダイマックスさせるかを常に考えながらプレイする。中速よりのビートダウンなので止まったら死ぬと思ってとにかく負担がかかる行動を相手に押し付けていく。サマヨールを選出したときだけは少しだけ試合展開に余裕ができるがサイドチェンジとかいうクソ技が無限に択を発生させるのでむやみに見せないように意識して、一度のサイドチェンジで最大のアドバンテージを狙う。
苦手なポケモンや並び
ウーラオス以外誰もナットレイを倒せないので最終的にウーラオスナットレイ対面を作るように立ち回ります。最悪の場合アシレーヌのダイストリーム連打で押し切ることも視野に入れます。なぜか全然ダイマックスされないので以外と勝てます。
・ファイアロー軸
こごかぜゲンガーが腐りやすい上に挑発でサマヨールを止めてくるので非常に辛いです。炎技と飛行技も受けられないので早急に倒して追い風ターンを凌ぎ切りたいです。突然ダイマックスされると受けれなくなって負けます。
・ゲンガーより速いこごかぜ使い
ゲンガーを選出すると一方的に素早さ有利を取られるのでサマヨールでなんとかします。処理さえできればそこからこごかぜビートダウンに移っても良いのでファイアローほどは辛くないです。
・スカーフ水ウーラオス
上からゲンガーをワンパンしないでください。
上からゲンガーをワンパンしてきますがトリプルアクセル回避を祈ります。なぜか味方を殴ったりゲンガーの隣に猫騙しを使う人が多いのでなんとかなります。
胞子か守るの択を読み切って倒すか最速起床を祈ります。
極端に苦手なポケモンはいないので選出と立ち回りでなんとかなります。
終わりに
今シーズンはいつもとはかなり違うルールで適応できるか不安でした。そんな中で最終日の上振れもあり、なんとか2桁順位を達成できてとても嬉しいです。
今月は冠の雪原のDLCが来たり、伝説一体の公式大会があったりで新たな環境で対戦することができるのでしっかり考察して結果を残せたらいいなと思っています。
ここまで閲覧いただきありがとうございました。
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